週刊レキオ エッセイ掲載されました

10月に入りましたね。

そろそろ来年の手帳を買う人もいるでしょう。

今週放送の ROK「Oyako らじお」 プラス式コーチングぐゎー では
手帳を使って簡単にできる セルフコーチングについて少しお話しようかと思ってます。

でもリスナーからのコーチング相談メールが複数来た場合は、次回に持ち越しか・・・?

9月25日付 琉球新報タブロイド紙 「週刊レキオ」に子育てコーチングエッセー
「北京五輪から学んだこと」が掲載されました。

以下 掲載文です。  ↓    

「北京五輪から学んだこと」

世界中を熱狂させた「北京オリンピック」が終わりました。4年間、この日のために苦しい練習に耐え、技を磨いてきた選手たち。
そんな中で、自分の力を120%出し切れた選手がいれば、逆に実力を全く出せずにオリンピックが終わってしまった選手もいました。その違いは一体どんなところにあったのでしょうか?ところで、先日あるお母さんから相談を受けました。息子さんが中学校で柔道をしていて、以前は県内でも上位のレベルにいたのだけれど、最近は毎試合実力を発揮できないまま終わってしまう、という内容でした。オリンピック選手と学校でスポーツをしている子供たちは、レベルの違いはあるものの問題の根っこにあるものは似ているような気がします。例えば、オリンピックで2回連続の金メダルを期待されていた女子マラソンの野口みずき選手と男子平泳ぎの北島康介選手。二人とも体力的なピークは過ぎたと言われる中で4年間、日本中の期待を背負い相当のプレッシャーと戦ってきたはずです。
若い頃から続けてきた過酷なトレーニングを本番直前までこなし、脚を痛めてしまった野口選手と自分の肉体にかかる負担を少しでも減らすためにストロークの回数を少なくする泳ぎに変えた北島選手。コーチングでは、ある目標に向けてそれを達成するために必要な知識と技術と道具を身につけさせるプログラムを作るのですが、北島選手でいえば、いかにして負担のかからない練習をこなしていくかという「知識」とそれを徹底的に練習していくことで身に付く「技術」、そして最高の水着、レイザーレーサーという「道具」がすべて揃い、金メダルを手に入れることができたのではないかと思います。先ほどの柔道で頑張っている中学生の男の子の例でいくと、もしかするとここ最近、中学柔道の戦術やスタイルが世界の動きに合わせて変わってきているのではないか、ということを考えたりしながら、新しい戦法を学んでみるということも試してみると面白いかも・・というアドバイスをしました。
子供たちの頭と体は驚くほど柔軟で、いろんなことを吸収していきます。主役は子供たちで、親はコーチ。早速今日からそれぞれの金メダルを目指して、ガンバレ○○!